うちの息子も10月で2歳になります。
幼稚園受験、小学校受験と息子の進路は色々と悩みます。

幼稚園受験、小学校受験の経験者として、少し振り返りを書きたいと思います。

■幼稚園受験
幼稚園受験の内容はそこまで明確には覚えていないけれど、お絵描きしたり遊んだりしたのかな。
小学校受験を成功させる為には必要だったと思います。
自分が通っていた幼稚園は小学校受験をする子が多く、受験をするのがあたり前、受験の為のお稽古に通うのがあたり前という環境でした。
だから、遊びたいという気持ちはあったけれど、お稽古に行く事や家で課題をやることはそこまで苦ではなかったですね。
幼稚園の同級生とお稽古が一緒になることも多く、常に顔馴染みがいるのは心強かったです。
そして小学校受験シーズンになると色々と周りがピリピリしているのが伝わってきます。
私にとってはこれは良い経験でした。この時感じた『最後は自分との勝負』なんだなという思いと、『親を勝たせたい(喜ばせたい)』という思いは今でも持ち続けています。
『親を勝たせたい(喜ばせたい)』という事については賛否両論あると思いますが、私は今でも大切な指標の一つとして思っています。おそらく妻も同じ指標を持っているはず。

■受験前(幼児教室など)
幼稚園受験の為に通っていた幼児教室の事は結構覚えています。

2歳頃の幼児教室初日、両親と離れるのが嫌でずっと泣いていたけど、教室裏の倉庫にある車のおもちゃを渡され、泣き止んだのを覚えています。
あとは先生にボールをぶつけてネックレスを粉砕してしまったり・・・
お絵描きをしたり、体操したり、何よりも同い年の子が沢山いたのは良い経験でした。
自分とまったく違う絵を描く子、めちゃくちゃ上手い絵を描く子、何も描かない子、刺激的でした。


そして、幼稚園・小学校受験で必要な知識や知恵は、両親の努力の賜物だと思っています。
週末は忙しくても自然の中に連れて行って貰い、自然、動物、昆虫、植物を目と鼻と耳と手で感じていました。こういう経験をさせて貰ったのは今でも有り難かったなと思います。
だから息子にも出来るだけ、自然を見せ、多くの子と触れあってもらい、大きくなって貰いたいなと。
息子もそれを大切だと感じ、自分の子供達に同じ事をして貰えたら嬉しい限りです。


ただ、幼稚園受験は子供との相性があると思っています。
幼稚園と子供の相性もそうですし、受験というものに対する相性もです。
そもそも両親と幼稚園の相性、受験に対する相性も重要です。

まだ2歳とかだと、親がほぼ強制的にやらせることは出来ますが、子供の様子(ストレスに感じていないかなど)をしっかり観察して、本当にやらせるべきかどうかは一度検証するべきことです。

幼稚園受験をする、しないにしろ、子供の成長の為に親が提供する内容はあまり変わらないのかなと私は思います。結局は子供の為になると思ったことは受験の有無に関係なく、やれば良いだけなので。
そして、幼稚園、小学校受験は沢山のメリットもあればデメリットもあります。
ですが、デメリットを親がちゃんと理解し、対策しておけば問題は起きないと思います。


息子のことをもっと理解し、
彼にとってのベストだと思う進路を提供出来るように頑張りたいと思います。