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ブレグランスのキッズスポーツ教室は20161月に茗荷谷エリアでキッズテニス教室からスタートしました。

小学生の時に将来は経営者になると決めてから、自分は何をしたいのかを追い求め、スポーツと教育に関わる事業を作りたいと考え、20159月に起業をしました。

現在は自分が小学生の頃からやっていたテニスと、起業後に縁あってインストラクターをやりたいと声を掛けてくださったダンスの先生方と一緒にテニス教室とダンス教室を主軸とするスポーツ教室運営を行っております。
 

会場はテニス教室が6箇所、ダンス教室が1箇所、キッズスポーツ教室が1箇所となっています。

今後のスポーツ教室の可能性として感じていることはプログラムに教育の要素を入れ、インストラクターにも教育の知識を習得して貰うことで、体を動かし楽しみながら脳を活性化し、子供達の運動能力と知的レベルを上げていくということです。


我が子もそうですが、スポーツには主体的に取り組んでくれるお子さんが多いと感じました。体を動かすことが好きなんですね。


テニスでは一度教えたラケットの持ち方や打ち方を質問すると、元気よく手を上げて答えてくれます。

幼少期では答えが正しいとかは関係なく、積極的に答えてくれることが重要です。そして、コーチはその行為を讃えることが大切です。


ボール拾いも自分たちの中で一度に沢山拾えることが凄いことだと判断し、頑張って沢山ボールを拾って、コーチや保護者にアピールしてくれます。


この子供達のパワーをどこに導けるのかが我々にとってとても大切な役割だと感じています。

2017年はより教育の要素を入れ、私も想像出来ないくらいの子供達が成長出来る環境を作っていきたいと思います。

キッズテニス教室は今年の1月からスタートし、5ヶ月間が経とうとしています。
明日の取締役ミーティングに向けて、現状を整理していたので、振り返りを少し記載したいと思います。

まだまだ小規模の教室ですが、小さな会社のゼロからの教室の立ち上げとして一部分でも参考になることがあれば幸いです。


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■事前準備と集客について
スタート時の集客はチラシとFacebook広告で告知を行い、まずは体験レッスンに来て頂く準備をしました。
事前準備として
①複数のテニススクールのキッズクラスの見学や実際のコーチングを経験
②日本テニス協会主催のPlay&Stayの講習会への参加
③キッズコーディネーショントレーニングの資格取得
④日本体育協会のスポーツリーダー資格取得
⑤オリジナルのカリキュラムを作成
などを行いました。
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去年の12月に数カ所で告知を行い、全ヶ所で体験レッスンは実現しましたが、地域によって結果に大きな差が出ました。
各会場の反応と、地域の特性(子供の人口推移、保育環境、幼児教室数など)を考慮して、1エリアに絞ることにしました。
チラシ業者の方や地域の幼児教室や幼稚園、保育園の先生方のご意見はとても参考になります。


オープンの日付は決めていたので、急遽絞った地域で、複数回体験レッスンを実施し、数名のお客様にご入会のご意向を頂き、1月からのオープンが実現しました。
1人目のお客様にご入会意向を頂いた時はかつてないほどに感激したのを覚えています。

『入会者が0人だったらどうしよう、そしたらブレグランスには何も無くなってしまう。。。』という不安がかなり大きかったので、少し光が見えた瞬間でした。

今は少しずつお客様が増えてきたので、口コミなどでも体験レッスンに来て頂くことが出来ています。

■レッスンについて
キッズテニス教室は対象年齢を3歳〜7歳としており、この年齢を一緒にレッスンしています。
沢山のお客様に来て頂ければ、年齢を細かく分けてクラス分けが出来ますが、最初はそうは行きませんでした。しかし、その様な環境だからこそ出来ることもあると思い、色々試行錯誤しました。
現在の継続率は100%と、とても有難い結果となっています。

下記にレッスン内容の良かったところ、これからの課題を記載します。

<良かった点3つ>
①3歳から7歳が協力したり、競い合ったりする環境
→兄弟がいない子供にとって、この年齢差の中で一緒に何かを取り組む機会は少ないので、キッズテニス教室では、難しいことでも一緒に協力してやり遂げる経験、簡単なことでも少しのハンデをつけて本気で競い合う経験が出来る環境を意識しています。

②キッズコーディネーションとテニスレッスンのバランスとその説明
→キッズテニス教室は体を上手く使える様になる為のトレーニングを多く入れています。
特に最初はなぜそれが必要なのか、効果はどういったものかを保護者の方に説明しながら進めていきました。『この動きはラケットを振る動作に活かされます』や『実はサッカーや他のスポーツのこんな動きにも活かされるんです。』などです。
これにより、ラケットを握らない時間について保護者の方に理解して頂くことが出来ましたし、体験レッスンなどで保護者の方からのコメントで評価頂いている部分でもあります。

③子供の笑顔と保護者の方の笑顔
→キッズテニス教室では保護者の方の笑顔、少しの笑いを意識しています。
これは永遠の課題でもありますが、やっている側も見ている側も楽しんで貰えることを目指しています。
コーチがふざければ子供達もふざけて笑ってくれます。しかし、お受験などを控えている保護者の方はそんな状況を笑ってはくれません。真面目にスポーツをしている中で、いかに笑顔になって貰えるかを考えています。例えば、『子供達が頑張っている時に大きな声とリアクションで実況中継をする。』『子供を褒める時に保護者の方も巻き込む』など試行錯誤しています。。。


<課題3つ>
・レッスンプログラムの型化
→現状は当日の子供達の状況や反応を見ながら、プログラムを変更したりしていますが、半年や1年を通じての子供達のゴール設定を行い、ゴールに向けてブレの無いレッスンプログラムを考えていきます。

・エンターテイメント性の向上
→子供達のゴール設定に向けて取り組むのあたり前ですが、その中でもエンターテイメント性をさらに意識して、スポーツを楽しく、いつまでもをやりたいと思って貰える内容にしていきます。
欧米では何かの物語(スターウォーズなど)に沿った、レッスン内容も展開していたりするので、参考にしていきたいと思います。

・キッズテニス教室のコーチ採用と拡大
→同じ志、同じ価値観を共有出来る方をコーチに向かい入れ、レッスンプログラムを共有し、教室を拡大していきます。


■今後の展開
現在はキッズテニス教室に加え、キッズダンス教室、百貨店でのキッズコーディネーション教室の展開を行っているので、展開先をどんどん広げて行きたいと思います。

また、プロテニス選手に弊社を所属先として貰い、チームとして動いていますが、キッズスポーツ事業を拡大していくにあたり、子供達の憧れであったり、目指す選手を身近に感じて貰いたいと考えています。様々な種目のスポーツ選手との取り組みを考えています。
そして、選手の専門種目での強化と他分野での強化を行うことで、所属選手に長期に渡って主体的に活躍出来る環境を選手と共に作っていきます。

さらに現在あたためている企画があるので、実現出来る様に頑張ります!!
明日の取締役ミーティングで採用されると良いのですが!


長くなりましたが、ここまでお付き合い頂きました皆様有難うございます。
引き続き、皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

今日は日本体育協会のスポーツリーダー養成講座の11月末提出分の課題集を解きました。
頭の隅に残っていた残タスクを1つクリアです。

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問題を解くのは簡単です。おそらく資格を取るのも簡単なはずです。
けれど、このテキストを隅々まで理解するのは時間が掛かります。

『スポーツを普及させていく指導者』として、『スポーツ事業を行う経営者』として、
資格を取れば良いというスタンスを取るわけにはいかないので読み込みます。

読んでいくとどうでしょう。
課題集には問題として出てこないけれど、興味深い内容が盛りだくさんです。

なかでも共感出来たのが、最近のプロスポーツ選手は反面教師的な行動をする選手が増えてきていることです。
特に有名な選手がその様な行為や言動をすることで、メディアが大きく報じ、それを真似する若いアスリートや子供達が真似をしてしまいます。コーチや親ですら、それらの行為をすることを自然に受け入れてしまうのは怖いことです。
さらにはこれらの行動は本人達の人格にも影響を及ぼし、スポーツの空間だけにとどまらず、社会生活でも影響してしまうのです。

ただ、何があっても勝たなくてはならない、勝ちたいという気持ちはスポーツをしてきた身として理解出来ます。
テニスでも、特に競っている時に、相手の球がぎりぎりラインに触れたかどうか?という時のジャッジは悩みます。アウトとコールしたいという気持ちは出てくるもの。

テキストにも載っている事例で、FIFAW杯予選イングランド対ウェールズの試合があります。
ベッカムは前の試合で警告(イエローカード)を貰っており、さらに今日の試合中に怪我をした為、次の試合には出れないことが分かっていた状況だったので、あえて警告を貰いにいくプレーをします。
これは、警告が累積2回になると『次の試合に出れない』かつ『累積警告はリセット』になる為です。
ベッカムとしては怪我で次の試合に出れないから、累積警告をリセットする選択をしたのです。

大事なW杯予選、やりたくなる気持ちもわかりますが、警告をもらうプレーはスポーツマンシップに反するプレー、さらにベッカムの様な世界中から注目されている選手がこの様なプレーをしてしまうと、各国のジュニア大会でも同じ様なプレーが生まれてしまうかもしれません。

今はスポーツ界で多額のお金が動きます。結果一つで選手や関係者の生活が変わることもあります。
だからこそ、何をしてでも勝ちたいという気持ちが出てしまうのでしょう。
その気持ちは理解できます。おそらく選手達も私では想像のつかない究極の選択をしているのだと思います。でもそれらの行動を認めてはいけません。

指導者は少なくとも、スポーツマンシップ、フェアプレーを理解し尊重し、子供達や保護者に対して、この様なプレーはしてはいけないとしっかりと伝えていかなくてはいけないと思いました。

まだまだ勉強することは沢山ありますが、スポーツは奥が深くて本当に面白いです!
























 

ベビー知育やキッズ知育ではフラッシュカードと呼ばれるカードを使ったトレーニングがあります。
(0歳から活用出来ます)
このフラッシュカードを使った、記憶と予測のトレーニングについて述べさせて頂きます。

■フラッシュカードとは
絵や記号の書いてあるカードをリズムに合わせてテンポよく見せることで、その絵や記号を記憶していくのです。

カードの使い方(テンポ)によって、左脳、右脳両方に刺激を与えることが出来ます。
特にフラッシュカードはテンポ速く見せることで右脳が鍛えられ、見て記憶するという能力がつきます。
また、テンポを少し遅らせて、カードの内容を答えさせることで左脳を鍛える方法もあります。

ただ、3歳までは右脳が優位に働き、発達速度も早いと言われているので、フラッシュカードの使われ方は右脳教育が一般的です。


まだ字の読めない幼少期の子供は、マークとして覚えるのが非常に早く、2歳児でも国旗や漢字を覚えることが出来ます。
『国旗は国名と首都を一緒に』、『漢字は動物の絵と漢字』を一緒に覚えることが出来るのです。
※漢字もマークとして覚えるのです。

他にも数字、色、乗り物、果物、 日常品、植物、形容詞など様々な事、物を覚えるのにフラッシュカードが約に立ちます。

■フラッシュカードの応用
フラッシュカードは記憶がメインのトレーニングですが、これに予測トレーニングも加えることが出来ると考えています。

予測はどんなスポーツでも重要です。
テニスの場合も例えば相手が打つコースを予測します。
相手が打つ前に『相手の構え』、『直前の球のコースと球種』、『過去のデータ』などから相手が打つ可能性が高いコースを予測するのです。
もちろん、スポーツ以外でも予測は重要ですね。

幼児に対して一番最初の予測トレーニングは『いないいないばあ』です。
幼児が想定しているタイミングと大人が顔を出すタイミングがずれるから面白いのです。

では、予測をフラッシュカードでどのようにするかです。
・リズム
・カードの内容
・カードの登場場所
の予測が出来きます。

<リズム予測>
・リズムを徐々に速く(遅く)する。 
 ※想定対象:6ケ月〜
 →このままのペースだと、どこまで速く(遅く)なるのだろうかと予測が始まる

・一定のリズムでカードを出しているが、定期的にリズムを外す。 
 ※想定対象:12ケ月〜
 →次はいつリズムを外してくるだろうかと予測が始める

<カード内容予測>
・あるカテゴリの中に別のカテゴリのものを混ぜる
 ※想定対象:18ケ月〜
 →次はいつ違うものが紛れているのか、どんなカテゴリのものが紛れているのかと予測が始まる

・一定の法則でカードを出す(赤→黄、赤→黄→青、赤→黄→青→白など)
 ※想定対象:18ケ月〜
 →次は赤に戻る、赤の次は黄だと予測が始まる

<カード登場場所予測>
・先生が一人だと難しいが、保護者も含めた大人が3人前に出て、順番にカードを出す
 ※想定対象:18ケ月〜
 →次はあの人が出すだろうと予測が始まり、
  さらに『追視』と呼ばれる、幼少期に物を目で追うトレーニングにもなる

・同様の大人の配置で、ランダムにカードを出す 
 ※想定対象:18ケ月〜
 →次は誰が出すのかと予測を始める。また、追視の難易度も上がる。

上記には、フラッシュカード本来の記憶する要素も含まれている。


この様に、大人からしたら簡単かもしれませんが、幼少期に様々な予測パターンを見せることで、『予測することに慣れる脳』に発達させられるのではないかと考えています。

ご家庭出来る内容もあると思いますので、是非、試してみては如何でしょうか!

他にも『フラッシュカードにはこんな記憶と予測方法や使い方があるのではないか!』というご意見が御座いましたら是非、教えて下さい!



0歳からのスポーツを通じた効果的な指導プログラム(アスリートとして一流にする為の指導だけでなく、スポーツを通じて社会人として活躍する為の指導プログラム)を考える為、先日、ベビー知育インストラクターの資格を取得し、現在は日本体育協会のテニス指導者の資格取得を目指しまずはスポーツリーダー養成講座を受けている。

スポーツ指導者はルールや技術だけでなく、スポーツの意義、価値、楽しさを伝える。

特にジュニア指導では、選手の発育発達に合わせた指導に加え、自己責任、フェアプレー精神、コミュニケーション能力、相手への思いやり、マナーなどを伝えていくことが重要である。
スポーツを通じて、上記の中の多くを学んだ方は多いのではないだろうか。
私もテニスを通じて多くを学んだ。

専門的に種目(テニスやサッカーなど)を学び始めるのは早い子で、3、4歳から。
スポーツ指導者として子供たちの指導に関われるのは4歳、5歳位からであろう。
ただ、0歳〜3歳でも運動能力、リズム感、集中力、自己肯定感などが作られていく。
特に3歳前後は運動能力の発達が著しい時期。
だから私は0歳から3歳までの指導にも関わりたいと考えている。

さらには0歳から3歳の保護者の方へのサポートも重要である。
子供がどのように発育発達していくか、その中で大人がサポートするべきことは何かを理解することは子供が安全にスムーズに成長していく為に重要だからだ。

これから力を入れていきたいテニス(スポーツ)を通じた教育とベビー知育を接続し、0歳からの一貫した教育プログラムを作りたい。

是非、スポーツ教育について皆様と一緒に考えていきたい。



ちなみにテニスではキッズ向けに
『PLAY&STAY』という国際テニス連盟が子供や初心者の上達の為につくったプログラムがある。

2015年3月にJTA主催の『JTAカンファレンス2015』に参加してきた。
(内容は主にPLAY&STAYに関するコーチングについて)
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PLAY&STAYはスムーズにレベルアップする為に年齢やレベルにあわせて、
コートや道具の基準を定めて、テニスを継続的に楽しんで貰えるようにしており、
今では多くのスクールが採用している。

※PLAY&STAY(Tennis10s)の紹介動画


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